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ADHDの仕事の忘れ物・うっかりミス対策|職場で使える仕組み

公開:2026年4月30日 更新:2026年4月30日 著者:障がいHACK編集部
専門家確認前

ADHDの仕事の困りごとは、「忘れ物」だけではありません。提出忘れ、添付漏れ、予定の勘違い、タスクの抜け、机の散らかりなどが重なると、職場での評価にも影響します。

大切なのは、気合いで覚えることではなく、ミスが起きにくい仕事の流れを作ることです。


仕事用チェックリストを固定する

毎日確認するものは、チェックリスト化して固定します。

例:

  • 社員証
  • PC
  • 充電器
  • イヤホン
  • 手帳
  • 提出書類

紙でもスマホでも構いません。ポイントは「毎日同じ場所で見る」ことです。職場のロッカー、玄関、スマホのホーム画面など、見る場所を1つに決めます。


メール送信前の3点確認

仕事で多いのが、添付漏れ、宛先ミス、誤字です。送信前に毎回見るチェックを3つに絞りましょう。

宛先
添付
本文

これ以上増やすと見なくなります。メール画面の近くに付箋で貼る、テンプレートの末尾に「添付確認」と入れるなど、目に入る場所に置くのがコツです。


予定は「開始時刻」ではなく「準備開始時刻」で通知する

10時に会議がある場合、10時に通知が来ても間に合いません。

おすすめは、準備開始時刻に通知することです。

予定通知例
10:00 会議9:50「会議資料を開く」
14:00 面談13:40「メモと資料を準備」
17:00 提出15:00「提出物を確認」

通知文は、次にやる行動まで書くと動きやすくなります。


タスクは1つの場所に集める

付箋、チャット、メール、メモアプリにタスクが散ると、抜けが起きます。

職場で使えるなら、次のどれか1つに集約しましょう。

  • Outlook / Google ToDo
  • Todoist
  • Notion
  • 紙の手帳
  • 職場指定のタスク管理ツール

大事なのは高機能さではなく、「必ずそこを見る」と決めることです。


配慮として相談できること

障害者雇用や上司に相談できる職場なら、次のような配慮が役立つことがあります。

  • 指示を口頭だけでなくチャットやメールでも残してもらう
  • 締め切りを明文化してもらう
  • 優先順位を1〜3で示してもらう
  • 定期的な進捗確認を入れてもらう
  • 作業手順書を用意してもらう

「忘れっぽいので配慮してください」より、「口頭指示はメモに残してもらえると抜けが減ります」と具体的に伝える方が通りやすいです。


まとめ

困りごと対策
持ち物忘れ毎朝の固定チェックリスト
添付漏れ宛先・添付・本文の3点確認
遅刻・準備不足準備開始時刻で通知
タスク抜けタスクの置き場所を1つにする
口頭指示を忘れる書面化を依頼する

日常の忘れ物対策は「ADHDの忘れ物対策まとめ」、アプリの使い分けは「ADHDの忘れ物対策アプリ」で解説しています。就労支援を使う選択肢は「就労移行支援おすすめ6選」も参考にしてください。


参照元:

ご注意:この記事の情報は 2026年4月30日 時点のものです。制度の内容は自治体によって異なる場合があります。最新情報は各自治体の窓口にてご確認ください。
障がいHACK編集部
障がいHACK編集部 編集長 TOMI
障がい者グループホームで働きながら、福祉制度・就労支援・暮らしの情報を発信しています。

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